少し重たい表題ですが、誤解なさらないで下さい。
ほんとは「亡くなる原因」という表題のほうがよかったのかもしれません。
誰にでも訪れる
日本人の死亡原因のはなしです。
このブログからリンクを張らせていただいているどっぽさんのブログ
「納棺記」では、亡くなったかたの状況が詳細・克明に記されています。
個々の方の死の重みが痛いほど伝わってきます。
訪れる方が非常に多いブログであるにも関わらずコメントが少ないのは、お書きになっていることが本当は、日常目にしているにもかかわらず、あまりに非日常的で神聖だからかと思われます。
今回私が述べたいのは、その死の原因です。
日本人の
死亡原因の大きなものは、順に
1.がん−悪性新生物
2.心臓病−心疾患
3.脳血管障害−脳血管疾患であることは、生命保険会社の宣伝・広告の貢献のおかげでよく知られています。
でもこれら以外の死亡原因は、案外知られていないようです。
この後は、以下の順になります。
4.肺炎
5.不慮の事故
6.自殺
7.老衰
8.腎不全
9.肝疾患10.慢性閉塞性肺疾患(※
COPD:意味の分からない方はクリックしてください)
参考:
厚生労働省 人口動態調査(平成16年) 1C 上巻 死亡 第5.17表 性・年齢別にみた死因順位ここで注目していただきたいのは6.自殺です。
平成16年で32,325人いらっしゃいます。
参考:
警察庁 平成16年中における自殺の概要資料(pdf)自殺理由は、遺書の残っているもの(全体の3分の1)からの推測で
1.健康問題−39.1%
2.経済・生活問題−32.9%
3.家庭問題−9.7%
4.勤務問題−6.0%年齢では、
1.60才以上−34.0%
2.50才代−24%
3.40才代−15.8%
4.30才代−13.4%性別では男性が72%で女性の2.6倍にもなります。これらの事実からぼんやりと見えてくる典型的な自殺者は、老いを迎え、健康を害し、借金を抱えた孤独な男の姿をしています。おそらくこれから「団塊の世代」が定年を迎えるようになればこの姿はさらにはっきりと見えてくるようになるかと思います。
この事実は、北欧同様今後日本の大きな社会問題へ発展すると考えられます。また不思議なことに自殺者の数は、1999年以降1.3倍になりほとんど7年間横ばいの状況です。■関連書籍(クリックしてください)
大往生 岩波新書
永 六輔著
2010年革命 ~団塊の世代が会社から消える日
谷口 正和著
これからの高齢者医療―団塊の世代が老いるとき
大久保 一郎他(著)
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深刻な問題ですね・・・