私の勤めている会社の製品は、どこの企業でもよく見かけます。
製品は、ハード・ソフト両方にまたがりそのいずれにも保障期間があります。
電気業界の自主規定で販売終了後、通常5年程度は保守(有料)をおこないます。一部特殊な部品を使用している場合は、例外的に保守終了を早めることがありますが、そのユーザーに対する告知は、半年以上前からおこわれます。
そのためのサービス体制も全国にまたがり、保守サービス員はその告知を定期的にユーザーにおこないます。
この保守サービス体制と製品の品質の社内的保証は、民間保険会社の保険でおこなわれています。
具体的にはユーザーの対人・対物損害時に最高3億円を支払うという内容のものです。通常、企業は製品の保証の社内的上限を絶対にユーザーへはいいませんし、保証書にも明記はしません。
保守契約書に明記する場合でも、保証金額は相当低く抑えています。
なぜならこの保証を目的として不正なクレームをつけてくるユーザーが結構いるからです。 どの企業でも保守サービスや品質保証のバックボーンとしてこういう民間保険を利用しているところが多いかと思います。
しかし損害金額の査定が非常にむずかしいときがあります。
ソフト、特にデータを破損した場合の評価ができないことがあります。
人為的に作成されたアプリケーションソフトならばある程度の査定は可能ですが、市場調査アンケートの結果など特定の日時とアンケート対象者がある場合です。
再現性の見込めないデータの破損には損害金額の査定が出来ないのです。
こういうケースに対する保険はまだありません。保証としての保険がない以上、企業はその損害を見込んで製品の原価に反映させざるをえません。
しかしどんな場合でも、
けっして社内的に損害を出すような算定はしません。
これが営利企業の危機管理の本質でもあります。サラリーマンを長くやってると会社の中では当たり前のこととしてやってることでも個人としては出来ていないことがたくさんあります。
この危機管理もそうではないかとおもいます。
例えば
”自殺したときに保険金はおりるか?”:商法680条1項1号に免責事項はありますが、保険証書の契約条項(約款)に現在は、加入後2年を経過した場合支払いはおこなわれることが明記されているのが普通です(確認してください)。”借金が多い夫の死亡時保険金を妻が借金の返済にまわさないで済む方法は?”:保険金の受け取り人が妻であることと夫が死亡前に妻と離婚をしていることと夫の死亡後相続放棄をおこなうことで保険金は妻個人のものになります。若いサラリーマンの中には自分が医療保険や社会保険に入っていてもそれがどれくらいの保証をしてくれるのかすら知らない人がいます。
増してや民間保険会社の商品知識など皆無に等しいのが普通かもしれません。
でも家庭を持ち、家族を養う立場になれば知らないでは済まされません。
あらゆる保険は、いざというときの大きな財産です。
この機会に一度、お持ちの保険証書の契約条項の確認をお奨めします。■関連書籍(クリックしてください)
生命保険はこうして選びなさい―必要な保険・いらない保険
ダイヤモンド社編纂
知って得する年金・税金・雇用・健康保険の基礎知識〈2006年度版〉―『自己責任』時代を生き抜く知恵
榎本 恵一(他)著
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ありがたいお言葉を頂き感謝しております。
保険の内容なんてあまり熟知していないので確認してみなければいけないですよね。